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2010年4月よりシンガポールでの生活をスタート。趣味のカメラ:NikonD60で撮った写真を交えながら、シンガポールでの生活を綴ります。 リンクフリーです


by lovelynn311
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今日でちょうど1年

シンガポールに来て今日でちょうど1年。

出発間際になって子供が両耳とも急性中耳炎になって飛行機の予約を取り直したり、荷造りでバタバタの中お友達とお別れしたり、シンガポールに来たら来たでなかなか気に入ったコンドミニアムが見つからずに焦ったり、落ち着くまではいろいろ大変なことの連続だった。
けど、いったん家や幼稚園が決まって自分が毎日やるルーティンも決まって日常の生活が始まってからはなんだか時間が経つのが早かった。
いつも時間が経つのは早いな~と思って過ごしてるけど、この1年はなんだか特別早かったかも。

来た頃はとにかく気分が盛り上がってて旅行気分だったけど、1年(たった1年、されど1年)経って見ると、だいたいですがシンガポールの縮図が見えた気がします。
まずはシンガポールの好きなところから。

①一年中暑い:1年中夏だなんて嫌だと思ってたけど、衣替えもないし年中半そで、短パン、サンダルだし、とにかく楽チン。どこへ行ってもエアコンがかかってるのですごーく暑いのは外歩いてる時だけ。1年中プールで泳げるし、外で飲むビールも最高!

②食べ物がおいしい:ご飯は人によって好き嫌いがはっきりするらしくローカルフードは全く食べれない子もいるみたいだけど、我が家は3人そろって割と何でも食べれる。どこへ行ってもフードコートだらけで、セットメニューでも安く食べれるので助かる。欧米系の人、中国系、マレー系、インド系その他いろんな民族がいるので食事の種類も豊富。

③英語なので楽チン:来た当初はシングリッシュやインド英語の訛りにまいったけど、気づいたらアクセントにも慣れた。国家として、英語が共通語というのはやっぱり強い。外国からの人材もビジネスも入りやすい。コドモでも中国語と英語を当たり前のように両方しゃべってるので、日本もいつの日かそうなるといいんだけど。。。

④③に関連して。ここはアジア圏ではあるけれど欧米系の人口もかなり多いので、言葉だけでない欧米的雰囲気も浸透している。つまり、外で他人同士でもしゃべりやすい。
日本だと見知らぬ人にやたら話しかけると怪しい人扱いされかねないけど、こっちでは Hi, where are you from? とか、他人と話すきっかけがつかみやすい。英語なので日本語のような敬語もあんまりないので気軽にしゃべれる。主にヨガを通してだけど、いろんな国出身の知り合いができた。

⑤タクシーが安い:タクシーはメーター制でぼったくられることもなく、初乗り2,8ドル(180円程度)と安い。バスは更に安く、30分ほど乗っても100円ほどだったりする。

⑥日本人が多い:日本人がめちゃくちゃ多い!それでも数年前に比べればかなり減ったと言うからびっくり。オーチャードとか大きな繁華街に行かなくても、家の近所で歩いてるだけでも結構いたりする。で、それで何がいいかと言うと、大体の和食の食材が簡単に手に入る。日本で買うより少し割高なものもあるけど、味噌、米、醤油、冷凍食品、のり、お茶、その他いろいろ、日本のスーパーまで行かなくても現地のスーパーでさえ当たり前に売っている。

⑦安全:夜子連れでバスに乗って帰ってきたこともあるけど何の心配もいらない。

⑧子供に優しい:子連れでバスや電車に乗ってるとかなりの確立で席を譲ってもらえるし、かなり頻繁に「かわいいね~。何歳?名前は?」と聞かれることが多い。勝手にほっぺや頭をなでられて、コドモが引いてることすらあり(笑)

⑨メイド:うちにはいませんが、メイドさんが居る家庭が多い。共働きの家庭が多い。能力があるのに子供を預けるところがなくて働けないママが多い日本とは大違い。子供だけでなく老人の世話もメイドがやってることがおおい。働ける人たちは多いに力を発揮して働いてる感じがする。


そして次はシンガポールの嫌なところ。。。
①雑、適当:もちろんほとんどの人は雑でも適当でもないですよ。でも雑で適当な人に出くわす確立が高いということです。エアコン屋は約束すっぽかし、レストランでテーブル拭いてください、水くださいと言わないとやってくれないこともあるし、拭いてもまだ汚いし、頼んだご飯を持って来ても何も言わずボンッとテーブルに置いていくだけだったりする。レジで大きいお札出す人がいたりすると、あからさまに嫌な顔をする(おつりが足りなくてどっかに取りにいかなきゃいけないから)
バスに乗るときは後ろから押して来るし、足踏んでも謝らない人もいるし、郵便局の再配達だって「午前」とか「午後」とかかなり大雑把で待ってるこっちは無駄な時間を過ごすことになる。隣では一言の断りもなくある日突然大騒音で改装工事が始まってしまう。

バスもタクシーも運転が荒すぎる。バスでは急ブレーキで横の席に置いてたパン屋の袋からパンが全部飛び出て恥かいた。ブレーキなんてちょこちょこじゃなく
グイーッと一気に踏み込むドライバーばかり。ウインカー出さず車線変更当たり前、出したかと思えばずっと出しっぱなしで走り続けたりする。

②汚い:シンガポールはすごーくきれいな国でゴミも落ちてなくて、xxすると罰金っていうすばらしい国かと思ってたが、実は結構汚い。週末明けのクラークキーだって酔っ払いが散らかしたゴミだらけ。数泊の日程で日本から旅行に来る人たちの目に止まることは多分ないと思うけど、特にフードコートはひどい。ご飯を食べるときちょっとでもこぼすとティッシュで拭く日本人とは違って散らかし放題で食べる。食べ終わっても自分では片付けない。それはファーストフード店でも同じ。自分で
捨てたりしない。係りの人が片付けるまでそのまんま。

③狭い:来た当初はあっちへこっちへ出かけてたけど、そろそろもう行きつくした。やっぱりシンガポールは狭い。週末にちょっと数時間運転して日帰り温泉へ行くとかそういうこともできない。

④四季が無い: これは「好きなところ①」の裏を返せばなんだけど、四季が無い、よって「旬」もあまりない。1年中同じようなものがスーパーに並んでいる。春→新じゃが、筍 とか 春→花見 とか「もうすぐxxxだね、楽しみだね」っていう区切りがない。

⑤高いだけ: レストランで食事して一見安いと思っても、そこに10%のサービス料と7%の消費財が上乗せされるのでお会計でびっくりすることがある。日本の方が「安いのにおいしかったねー!」と盛り上がる頻度が確実に高い。雑貨、洋服にしても値段に対して質が良いのはやはり日本。

良いとも悪いとも言いがたいところ
①メイド:メイドがいる家庭が多いので共働きの家庭が多いのは良いと思うけど、子供のしつけがなってない。メイドさんにしてみれば他人の子の躾までする必要もないわけで、公園で割り込もうが誰かに意地悪しようが別に注意することもなくそのまんま。
②労働者:建築現場で働いてるのはほとんどがインドからの出稼ぎの人。雇う方も安く済むし雇われる方も収入になるからいいんだろうけど、傍から見ててなんかひっかかるとこがある。

そして今だ謎なところ。。。。
①バス: バスの降車は誰か一人が1回ボタン押せばいいんじゃないの?「次止まります」ってもう表示が出てるのになんでみんな何回も押し続けるのか?
②メガネ:子供たちがやたらメガネをかけている。小さいころから勉強が大変らしいのはわかるが、5人乗って来て4人同じような黒ぶちメガネをかけてたりする。
③シングリッシュ: なぜあんなアクセントが生まれてしまったのかが謎。真似しようとしてもできません。。。
④ゴミの分別:これにはびっくりした。清潔な国だと思ってたので、分別もよほど厳しいんじゃないかと思ってた。ところが、ほとんど区別してない。コンドのゴミシュートからなんでもかんでもどんどん捨てる。あのゴミは一体どこで処分されてるんだろうか。。。。。

まぁ思いつく限りのことを書いてみましたが、こうして見るとやっぱり「好き」です、シンガポール。
by lovelynn311 | 2011-04-15 14:08 | シンガポール日常あれこれ